息子の誕生~里帰りを決めてから出産まで~

今回は里帰りを決めてから出産までの日々をまとめます。 

1.コロナ渦中の里帰り

里帰りを決めるまで

みなさんご存じの通り、2月ごろからコロナウイルスが本格化し、世間の状況は大きく変わりました。

初めての出産ということで、ただでさえ不安が大きかったにも関わらず、さらに大きな不安が私たち夫婦を襲いました。

 

緊急事態宣言が出され、都外の移動が制限される中、私たち夫婦は出産を予定通り里帰りで行うか、里帰りせずに行うかとても悩みました

 

【里帰りの場合】

 ・2ヶ月前に実家に帰る

 ・東京から会いに行く日が限られる

 ・立会いできるか分からない

 ・出産前後に両親が近くにいる

 

【東京で産む場合】

 ・すぐに病院を探さなくてはいけない

 ・出産前後に奥さんが一人になる時間が多くなってしまう

 ・立会いが出来る可能性がある

 ・出産までの毎日を一緒に過ごせる

 

 

どちらもメリット、デメリットがありますからね。

 

悩みに悩んで私たちは、里帰り出産に決めました。

出産前後のケアをお母さんがしてくれる方が良いと考えたからです。

 

里帰りしてからの苦悩

そして、5月中旬に里帰りをしました。

しかし、里帰り直後の奥さんは精神的に不安定になってしまいました。

 

それは、

 ・2週間自宅待機で外に出れない

 ・近所のひとに帰ってきてることを知られてはいけない

といった、コロナの影響があったからです。

 

東京から来た人を病原菌のような扱いすることはどうにかならないのでしょうか。。。

一部の遊び歩いている人のせいで、風評被害を受けているとしか思えません。

 

奥さんはこの2週間必死に耐えました。

もちろん奥さんの両親ともほとんど会話をすることはありませんでした。

本人も家族に万が一コロナをうつしてしまったらと考えてしまっていたんですね。

 

電話越しに涙を流す奥さんに会えないもどかしさを感じて2週間。

ようやく隔離機関が終わり、外出できるようになり、少しずつ気持ちも明るくなってくれました。

よく頑張ってくれたなぁと、直接会ってありがとうを伝えたいです。

 

ただ、奥さんが里帰りをしてから、今までの間に1回しか会えませんでした。

それはコロナの感染がもしも起こってしまったらという懸念を拭えなかったからです。

 

お母さんが保育士ということもあり、なおさらうつしてはいけないという思いが強かったんです。

 

出産に立ち会いえないことが確定

私は、出産に絶対立ち会うと決めていました。

仕事もその日は休むと会社に相当早くから伝えていたくらいです。

しかし、コロナにその想いを打ち砕かれる形になってしまいました。

 

出産予定の病院がコロナの感染防止のため、

 ・県外の人は立会い、面会×

 ・旦那以外は立会い、面会×

という条件になっていたんです。

 

現実を受け入れるしかないつらさと、コロナに対する悔しさがどんどん大きくなっていきました。

 

そして、コロナが2度目の拡大をしている中、いよいよ出産を迎えました。

 

2.出産

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出産後の息子


8月4日(火)AM1時頃奥さんから陣痛が始まったと連絡がありました。

すぐには産まれないだろうと話していましたが、その後3時すぎに入院し、4時42分に出産しました。

 

出産したらテレビ電話しようと話をしていましたが、まぁ難しいですよね。

入院してから2時間弱で出産したとはいえ、奥さんは相当な体力を使ったことに間違いはないので難しいとは思ってました。

 

少し落ち着いてからテレビ電話でわが子の様子を見れましたが、実際に会うまではなかなか実感がわかないのが本音です。

 

それでも電話越しに母乳を飲んでいる姿だったり、泣いたり、笑ったり、そんな顔を見せてくれるのが心の癒しになっています。

 

夜泣きも良くするというので、奥さんだけの負担にならないように二人で頑張って子育てしていきたいですね。

 

会った時の感想はまた次回お伝えします。